【子会社への就活・転職】同じ親会社を持つ子会社を受けるのはアリ?ナシ?

同じ親会社を持つ子会社を受けるのはアリ?ナシ?

かでん
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こんにちは、子会社一筋リーマンの かでん です。
今回は3社の大手子会社を経験している私が、就活で同じ親会社を持つ子会社を受けるのはアリかナシかを解説します。

この記事でわかること
  • 親会社が同じ子会社の選考を受けるのはアリかナシか
  • 親会社が同じ子会社の選考を受けるメリット
  • 子会社の選考時ならではのポイント
  • 子会社ならではの面接時のおすすめの逆質問

【はじめに】親会社が同じ子会社を受けるのはアリ!

複数の子会社の面接

同じ親会社の子会社を就活や転職活動で受けるのはアリなのかナシなのか、これは子会社をメインで就活や転職活動を行っていると気になるものです。

結論として答えは「アリ」です。

その理由は以下の通りです。

同じ親会社の子会社を受けるメリット
  • 企業分析を使いまわせる
  • 志望度が高いと思われる
  • 社風や人柄が似ているので、面接練習になる
かでん
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これらの理由について以降の章で解説します。

【メリット①】企業分析・業界分析を使いまわせる

親会社が同じ子会社の場合、企業理念や将来の展望、抱えている問題などが共通していることがあります。


そのため企業分析・業界分析を使いまわせる他、効率よく就活転職活動を進めることができます。

メモ

例えば電力会社の子会社であれば、なぜ「電力業界を志望したのか」、「なぜその電力会社グループでなくてはいけないのか」、「再生可能エネルギーへの転換とその課題」などを使いまわせます。


また、子会社では面接内容が似た内容になりやすい傾向があり、同様の質問を相手側から多く受けることから、同じ親会社を持つ子会社を多く受けることで面接対策にもなります。

【メリット②】志望度が高いと思われる

親会社が同じ子会社を複数受けることで、採用側から「うちのグループに魅力を感じてもらっている」と捉えられ、そのグループ会社、その業界への志望度が高いとみなされます。


業界を絞って就活している人は多いですが、特定のグループ会社に絞り、複数選考を受けている人はそこまで多くはないので、他の就活生との差をつけることができます。

ポイント

採用側はその人が他のグループ会社を受けていることを分からないので、ESや面接時に他のグループ会社も受けている旨を伝えておくといいでしょう。

アピールポイントとなります。

【メリット③】社風や人柄が似ているので、面接練習になる

親会社が同じ子会社では社風や人柄が似ていることが多いです。


そのため面接時の雰囲気や、面接時の流れ、質問の内容などが似ていることが多く、面接の練習になります。
親会社が同じだと人材の交流が多いことや、制度が統一されていることから、このような傾向となります。

注意

ただし、親会社や他の子会社とは全く別の業種・業界である場合はこの特徴は当てはまりませんのでご注意ください。
(社風や人柄が全く逆なんてこともあります。。。)


【バレる?バレない?】子会社を複数受けているのは基本バレない

バレない

親会社が同じ子会社を複数受けるのは、バレるとまずいのではないか?と不安に思う方も多いのではないでしょうか。


しかしながら、子会社を複数受けているのは基本バレません。
そして上記で述べたようにバレてもメリットしかありません。


その理由としては、企業の持つ就活生・転職者の情報は個人情報となるため、企業間のやり取りは行われません。


特に所謂大企業と言われるような会社は、コンプライアンスの観点からまずバレません。
(そもそも企業は一人一人の選考状況を確認している暇もない。。。)


そのため、子会社を複数受けているのは基本的にバレないと考えて大丈夫です。

注意

ただし、グループ会社全体で共通の採用サイトを使用している場合で、利用規約などに「グループで情報を共有しています」と記載してある場合は、他社の選考状況などがバレます。

他の子会社について面接で聞かれた時はどうすべきか

子会社の面接で他の子会社を受けているかを聞かれることは多々あります。


その際は素直に「他の子会社も選考を受けている」と答えることをおすすめします。
おすすめする理由としては以下の二点が挙げられます。

  • 他の子会社を受けていても不利にならない、むしろ有利になる
     →グループ会社、その業界への志望度が高いとみなされるため
  • 「ウソをついている」とバレた時のリスクがある
     →面接官は結構ウソを見抜きますので、ウソとばれたときの心象が悪くなります。
かでん
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聞かれなくてもアピールとして自ら開示するのもアリ!


【まとめ】子会社(グループ会社)は併願するのがおすすめ

面接の併願

今回は同じ親会社を持つ子会社の選考を受けるのはアリかナシかについて解説しました。


上記でメリットについて述べたように、親会社が同じ子会社を複数受けることは「アリ」であることから、
可能であれば他の子会社の選考を一緒に受けることをおすすめします。


特に第一希望の会社が子会社である際は、同時に他の子会社の選考を受けることを強くおすすめします。

メモ

ただし、注意点としてホールディングス制(持ち株会社)による子会社の場合は、子会社ごとの独自性が高いため、
同じ親会社にも関わらず、子会社ごとにかなり特色が違うことが多々あります。

そのため、ホールディングス制(持ち株会社)による子会社は「別会社である」という前提で面接対策をすることを強くおすすめします。


【おまけ】子会社ならではの面接時のおすすめの逆質問

おすすめの逆質問
かでん
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子会社面接で使える逆質問をまとめてみました。
良ければ参考にしてみてください。

子会社面接で使える逆質問
  • グループなので全体としては社風が似ていると思いますが、その中でも御社ならではの特徴
  • グループ会社間の交流はあるのか、あるとすればどのようなことをするのか
  • グループ会社間や親会社への出向はあるか
  • 親会社との関係性はトップダウン的なものなのか、ある程度裁量を持たせてもらえるものなのか
  • 会社制度・就業規則などは子会社ごとに異なるのか、基本的に同一なのか
    異なる場合、大きく何が違うのでしょうか

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